◎発想力を豊かにする

地域の距離感とことば「くだらない」

『日本史のツボ』著 本郷和人教授 文春新書(2018/1/20)、P216から。 なんだかくだらないことをしてしまったなぁ... などと後悔することは誰にだってあるもの。この「くだらない」も中世の地域距離感が関係していました。当...
◎発想力を豊かにする

歴史から感じ取る、言葉が表す意識

『日本史のツボ』著 本郷和人教授 文春新書(2018/1/20)、P58から。 「撫民(ぶみん)」という聞きなれない言葉を目にしました。鎌倉時代中期、鎌倉幕府第五代執権 北条時頼の言葉。 (武士政権が)民を大切にしないとだめだ、...
◎発想力を豊かにする

「関東」という名称の由来

歴史に関わる書籍を読んでいて、「関東」という言葉の由来に納得しました。『日本史のツボ』著 本郷和人教授 文春新書(2018/1/20)によります。 関東の「関」は、交通の要所におかれる "関所" に由来するそう。中世、日本の中心は朝廷...
◎コトバの力を地道にたくわえる

常用漢字と熟語を掛けると…

井上ひさしさんの『日本語教室(P.97)』に面白いナゾナゾがありました。 いま常用漢字は1945個あります。 二字熟語にするといくつの概念が生まれるのか。 1945×1945=378万3025個。 なぜこのような...
◎ミーティングでのコツ

「うん、そして」の法則 – 脱でも、だけど

日常会話は面白いもので、自分の口ぐせを少し意識しながら話をしてみると気が付くことが多いです。話はじめに「え~」と言葉を発し、つなぎながら、ながら資料を眺めてみたり。 自分でも気を付けたいなと思っているクセがひとつあります。それは「でも...
◎発想力を豊かにする

創造性のヒミツ – 比喩

"幼児において比喩は既知から未知へ飛躍する翼のようなものである" とは外山滋比古氏のことば。 子供が母国語を短期間で身につけるのは不思議なことで、一般にいう学習とはことなると外山氏。たとえば、子供がイヌを「犬」ということばを...
◎英語、やり直すゾ

語学学習の「文の型」8種類

語学学習のサイトを検索していると主に海外のサイトで8種類の基本文型が記されていることを目にします。それは下記の8つ。 The apple is red. It is John’s apple. I give John th...
◎コミュニケーションとはイメージなり

くぁwせdrftgyふじこlp

はい。 くぁwせdrftgyふじこlp です。 SNSで知りました。パソコンのキーボードをある風に打つと、この文字が出てきます。キーボードの向かって左から真ん中二列。「Q」と「A」。二本の指でそれぞれを押さえ、横にスライド...
◎コトバの力を地道にたくわえる

言葉の意味には二通りがある

辞典の編さんにたずさわってこられた増井 元 氏。氏の著書によると「ことばの意味とは何か」について答えるのに、いち個人として応えをもつ必要は必ずしもないのではということ。一方で、たとえば国語辞典の解説に意味として何を書くか。これについては明確...
◎コミュニケーションとはイメージなり

ネーミングの妙 – 七分間の奇跡

「七分間の奇跡」という言葉を聞いたことはありますか。 東京駅の新幹線ホームでのこと。車両の行先変更の際、ごくごく短時間で新幹線を清掃される方は有名です。この方々の一連の作業を「七分間の奇跡」というそうです。 新幹線のホームはあわ...
◎発想力を豊かにする

言語にだって競争原理が働く!?

会社にM&A(吸収合併)があるように、言語にだって吸収合併がある。 『日本語教室』 P.56 井上ひさし 新潮新書 (新潮社2011/3/1) 「たいへん便利で、大きな文明が入ってくると、そこにもとからあったものはなくなっていっ...
◎発想力を豊かにする

井上ひさし流 チョムスキー考

人が言葉を覚える仕組みというのは考えれば考えるほど不思議です。というのも、ヒト(ホモ・サピエンス)はだいたい同じ体組織構造をもっているにも関わらず、生まれ育った環境で話す言葉が異なるからです。 これについてノーム・チョムスキーという言...
◎発想力を豊かにする

訓読みの効用

"訓読みで日本語の造語力が高まった" とは劇作家井上ひさしさんのお考え。 日常のことばづかいでは気にすることはありませんが、たしかに漢字の読み方はふたつあります。 角川必携国語辞典で訓読みをひきますとこうあります。 漢字に...
◎発想力を豊かにする

ウィキペディア、同じ内容でも言語によって…

オンライン辞典の『ウィキペディア』。便利ですよね。このサービスが登場当初はボランティアで知識が編集されるわけがない、などの声もあったそう。予想に反して、よい意味でみなさんのボランティアがうまく回っています。 さて、このウィキペディア。...
◎発想力を豊かにする

脳を成長させるには、出力を。

脳科学者(薬学)の池谷裕二さんの著書『 パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学 』が興味深い。 池谷さんの子育て記でありながら、脳の成長に触れていくという具体的な内容。脳を成長させる方法もナルホドと膝をうってしまった。 パパは脳研...