言語にだって競争原理が働く!?

会社にM&A(吸収合併)があるように、言語にだって吸収合併がある。

『日本語教室』 P.56 井上ひさし 新潮新書 (新潮社2011/3/1)

「たいへん便利で、大きな文明が入ってくると、そこにもとからあったものはなくなっていって、大きな文明に吸収されていく。言葉も然り」

世界中にはどれくらいの言語があるのか。学者によって諸説あるが、少数の人が使っている言葉も含めると、一万はあるようだ。

北欧のフィンランドもユニークな言語です。似たような語族は南下をして、エストニアとハンガリーのふたつの国。フィンランドがなぜユニークな言語体系となったか。それは周囲からの侵略に備える意味合い含まれているということです。

この意味では「言語」にだって競争しあう要素が入ってくる。ですので、母国語の由来をさかのぼるのは大切ですが、それとは別に言葉は移ろうものである。そんな構え方も持つと、ある意味つきはなして言葉とつきあえるようになるでしょう。

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 kenya harada
 マーク・ローグ | Marc Logue 代表

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