歴史に関わる書籍を読んでいて、「関東」という言葉の由来に納得しました。『日本史のツボ』著 本郷和人教授 文春新書(2018/1/20)によります。
関東の「関」は、交通の要所におかれる “関所” に由来するそう。中世、日本の中心は朝廷(京都)の頃のこと。朝廷が関所を設けた場所が三か所。琵琶湖近辺にて、北陸道を閉鎖。三重の鈴鹿近辺にて東海道を閉鎖。そして、関ケ原にて東山道を閉鎖。
これら三つの関所が朝廷から見て日本の東側。東にある関所であったので「関東」。もちろん、解釈によりますけれども、想像をふくらますことが出来、興味深いです。
なお、関西という感覚は当時はなかったのではとも付け加えられています。言葉の意味するところは面白いですね。
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