歴史から感じ取る、言葉が表す意識

『日本史のツボ』著 本郷和人教授 文春新書(2018/1/20)、P58から。

「撫民(ぶみん)」という聞きなれない言葉を目にしました。鎌倉時代中期、鎌倉幕府第五代執権 北条時頼の言葉。

(武士政権が)民を大切にしないとだめだ、と表したもの。

中世の歴史は、自身の正当性をいかに主張して担保していくかが大切だったように感じます。北条家も自身の立ち位置を確保していくために出てきた言葉が撫民だったのではないでしょうか。

ともすると流されがちな中世。言葉をキーにして、時代に杭をうつ。そのような歴史とのかかわり方もよいものだなと改めて実感。

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日本史のツボ (文春新書)

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 kenya harada
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