脳科学者(薬学)の池谷裕二さんの著書『 パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学 』が興味深い。
池谷さんの子育て記でありながら、脳の成長に触れていくという具体的な内容。脳を成長させる方法もナルホドと膝をうってしまった。
パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学 著:池谷裕二
クレヨンハウス (2017/8/10)
P.168
脳が成長するのは「入力」より「出力」
読むという「入力」より、自分で書くという「出力」を大事にすることは、妻と共通した価値観です。脳科学の点からも、読んだり聞いたりする「入力」より、しゃべったり書いたりする「出力」のほうが重要だということは、はっきりしています。
テストの準備などでもテキストを何度も読み返すよりも、思い出すことが有効とも語っています。直観に反し、再読をしても知識はほとんど定着せず、内容について確認テストを二回に分けて(読書後とその一週間後)行っても点数はかわらないと実験でも確認されたとか。
なにか覚えたいときには、声に出す、または書く、など五感をつかうとよいのでしょう。覚えることは、脳神経回路がつながることになるので結果的に脳を成長させることにつながります。
脳を成長させるには、出力を。
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パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学
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