「いよいよ、年の瀬ですね~」などという “いよいよ” あれはどういう意味なのか…
というような疑問が料理中に出てくるのがエッセイスト東海林さだおさんの魅力。そして、この “いよいよ” は広辞苑などの時点でひも解くものなのだなと活用法も教えていただきました。当方は広辞苑は備えておらず、三省堂の『大辞林』が手元に。手元にというか、スマホの中に。
どれどれ、と引いてみました。
意味はみなさんがご活用の通り。漢字をひも解きます。【弥弥】と書いて、いよいよ。【弥(いよ)は副詞】で、いや(弥)と同源。
ここで【弥(いや)】に検索を切り替えます。「いやって、嫌じゃないのかナ」なんて思っていますと、ありましたありました。【「い」は接頭語。「や」は物事のたくさん重なる意味】とのこと。
会話中、謙遜して「いやいや~(照)」なんてあります。これって「嫌々~」ではなくって「弥弥~」なのかもしれませんね。
追記
「いや」を岩波古語辞典で引きますと、感嘆の意味合い。
こんな単純な引き方でも受け止めてくれるのですね。
ちょっぴり感動しました。
参考)アマゾンへのリンク
東海林さだおさんの料理エッセイ。大好物です。
ハイ、ぼくも料理大好きです。
コメント