ひとりの作家を追い、書くということ。

この一年、四半期ごと、機会をいただきエッセイを書かせていただいた。ひとりの作家を追い、作品を読み。そして書くというのははじめて。

作家は平野啓一郎さん。処女作(芥川賞受賞)の『日蝕』。つづいて『高瀬川』、『ドーン』。そして『マチネの終わりに』。ウィキペディアとはすごいものだなと感じたのは、平野さんのステージも定義されていて、たまたま四半期ごとにあてはまった。

読むだけではなく、書く(アウトプット)をしてきたからであろう。平野さんの表現方法などの変遷を味わうことができたように思う。個人的には平野さんは身体感覚がよく、そして他者との距離が近いように感じる。

また平野さんは「分人主義」という生き方も提唱されている。そしてメディアでの露出もあるようだ。エッセイを書く手前、他人の考えは挟みたくなかったし、また、自分の想像する平野さんのままで置きたかったので、平野さんが発する情報には接してこなかった。

ひと段落ついたので、メディアを通じて平野さんが発する言葉にも耳を傾けたいように思う。

ひとりの作家を追い、そして書く、という作業は他者に発信しなくともつづけていくのもよいかもしれない。

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 kenya harada
 マーク・ローグ | Marc Logue 代表

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