ことども向けの新書や文庫、すごいです。各社タイトルが豊富(岩波ジュニア新書、講談社青い鳥文庫、ポプラ社ポケット文庫、集英社みらい文庫などなど、小学館など他社を含めていませんが)。そして、ジャンルが豊富。古典をまとめたものから、最新の話題までと。
なによりも読んでいて感嘆してしまうのが、その表現の平易さ。
(私は語学マニアで古典ギリシャ語を学びたいと思っているので)興味があって、ギリシャ神話を読んでみようと思いました。大人の文庫でもギリシャ神話については多くの書籍がでていますが、最近はこのような時にはこどもむけの文庫や新書を探すようになりました。
そして出会ったのがこの本。
ギリシア神話 オリンポスの神々 (新装版) (講談社青い鳥文庫)
読んでみると、やさしいかたり口。それでいて、内容もグイグイ引き込まれます。
哲学用語で出てくる言葉の由縁がギリシャに多いのは気が付いていましたが、神話からくるものもあると改めて驚いています。
みなさんも、古典などに挑むとき大人向けのテーマで少しハードルが高いとお感じになったら、まずはこども向けの新書や文庫にあたってみてはいかがでしょうか。おすすめです。
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