『素読のすすめ』、古今東西とわず事例をひいてくださっています。
○○とはなんぞやというときには根っこの部分をさぐると気が楽になります。
安達 忠夫 氏 曰く (P.242)
素読の原型は母の語りかけであり、幼児に絵本を読んでやることである
数年前に絵本の読み聞かせについて洋書を読んだことがあります。記憶が確かであれば、読み聞かせは五感を刺激するので、読む方にも聴く方にとってもよいのだと。
抑揚をつけたり、ココゾというときに間を開けてみたり。それは個々人の自由であり、またそのような工夫をすることで物語への入り込み方もことなってくる気がしました。
素読については、意味をもとめず感性を優先する向きもあるようです。ただ、素読も語りかけが元であると知れば少し気が楽になります。
素読のすすめ (ちくま学芸文庫) 2017/11/9
著者 : 安達 忠夫
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