情報共有、話し合いって なに? という話

「情報共有が大切だ!」「話し合いをしているか!?」 とはビジネスの場でも、プライベートでもよくよく言われる言葉。そして、これほどムズカシイこともないなぁと言うのもまた事実。

「情報共有」に「話し合い」とは、どこまでのレベルを指すのでしょうか。相手方と情報をやり取り(話し合い)をした、という事実があればよいのでしょうか。それとも話し合いをした過程を重視するのでしょうか。

それらレベルは、組織の文化、そして人が育った過程によって異なるのではないでしょうか。※良い悪いという話ではなく

そして、そのそも「情報」とはどう定義すればよいのでしょうか。

辞書的な意味合いはご自身で引いていただくとしまして、個人的には情報とは、情けに報いるもの、という考え方がしっくりきています。

比較のために、仮に情報という単位を分解するとデータになるのではないでしょうか。

英英辞典を引いてみます。

data 参照するため、分析するために用いられる事実

information 与えられた、分析(学ばれた)され事実や知識(knowledgment)

※知識(knowledgment)も併せて引きます。

knowledgment 経験や学習によって得られた情報やスキル

データとはなにがしかに活用される事実。
情報とは何がしかに考察が紙された事実。
知識とは受け取り手によって消化された情報やスキル

以上のような構造になります。

明確に区別することは難しいでしょうが、情報共有だ!話し合いだ!と声高らかにすると同時に、その場で流れていく言葉や文字のやり取りが、データであるのか、発信者の考えが含まれた情報であるのか、はたまた経験からくる知識なのか。そして、情報共有や話し合いの結果を誰かに伝えるときに、データにした方がよいのか、情報にするか、知識を加えるか、それぞれ区別を重ねていくと、話す目的の質感がかわってくるでしょう。

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 kenya harada
 マーク・ローグ | Marc Logue 代表

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