『薄い紙を一枚一枚重ねるように… 学ぶ。』
『薄い紙を一枚一枚重ねるように… 話し合う。』
とは大先輩が遺してくださった言葉。ご縁があって、詩の同人誌の会合にださせていただいたときのこと。お互いの詩について批評をしあう様子を目の当たりにしました。
たしかに批評をしているのですが、言葉じりではなく、内容そのものに目を向ける。そして、話を丁寧に積み重ねていく時間にただただ耳を澄ますのみ。
言葉という道具はみなさん使うもの。ですので、自分なりに馴染んだ言葉や時間があるので批評されると、堪えるときもあるはず。そこで、相手が何をいわんとしているかを傾聴すること、その姿勢が大切。
薄い紙でよいのでしょう。重ねることを、続けることをしていきたいです。
コメント