20年前に社会現象にもなった感もある小説『リング』シリーズ。著者の鈴木光司さんがなにかのインタビューで述べていたことです。記憶をつながるとこんな言葉でした。
「外国語を学習することのメリットは、発想が柔軟になる」
この言葉が妙に引っかかっていた20年前の学生時代。テレビでF1を見ていましたら、ベネトンF1チームの監督 フラビオ・ブリアトーレが話すイタリア語がわかった気がしたのですね。英語と単語が似ている部分がありますからね。われながら単純です(笑)
そうして手に取ったのが大学生協の割引で購入した三修社のイタリア語の本でした。以降、社会人になってから、ドイツ語(検定四級)、フランス語(検定五級)、フィンランド語、そしてスペイン語をかじっています。※かじっているのがポイント
個人としては、イタリア語とスペイン語に親しみを覚えるも検定ではことごとく惨敗中。初級資格がとれたドイツ語、フランス語mも送られてきた証書が読めないという有り様なのはここだけのヒミツ。
外国語を学ぶことによって発想が柔軟になったかどうかはわかりません。ただ、読み書きをすることよりも、言葉のつくりとかつなげ方とかの仕組み(文法)を学ぶことは大いに頭のトレーニングになると思います。
所感ながらも各言語に対する印象はこんな感じ…
ドイツ語:
発音は規則性があり覚えやすい、読みやすい。一方、文法は難解な印象。単語を数珠のようにつなげて言葉を生み出す仕組みは特徴的。
フランス語:
発音が難しい。文字面と発音が一致しない(語尾を読まない等)。文法は英語に近く、難解な印象はない。街中のパン屋さんのスペルが分かるようになる(笑)
イタリア語:
発音がしやすい、読みやすい。文法は主語がないことも特徴で、その分、発音が小気味よい気がする。街中の飲食店のメニューの意味がわかってきて得した気分になれる(笑)
スペイン語:
イタリア語と似ているはずなのに発音がなかなか頭に入らない。文法はイタリア語と似ている。スペイン料理に興味をもっともてば身近になるのだろうなぁ。F1を見ているとわかりますが、スペイン国内の民族意識が異なるようです(ひとくちにスペイン語と言っても方言がいくつもある)。その意味からも個人的にはスペイン語をもっと学びたい。
フィンランド語:
ごにょごにょしゃべって発音がかわいらしいです。言葉を数珠つなぎにしていくのはドイツ語と似ている雰囲気。語族としては、フィンランド、エストニア、ハンガリーが似ているそうです。フィンランドは民族との争いで対抗するためのひとつの手段として、母国語を特徴的なものにしていったそうです。
将来的には古代ギリシャ語を学びたいと思っています(テキストは用意済み)。
さあさあ、どの外国語を学んでいきましょう。
コメント