編 集:白川 静
出版社: 平凡社 普及版 (2007/6/1)
前書き抜粋 <<普及版>>
・字源の解明を試みた。字の形の成り立ちに立ち返ると、その展開経緯も見えてくる。
・原初の文字には、原初の観念が含まれる。それらは古代的な思惟そのもの。
・漢字を訓よみにして国語化する方法は、漢字文化圏の中でも日本だけ。これによって漢字の国字化も可能となり、さらに造語力の基礎が生まれた。
白川静 (平成5年12月)
白川氏の三十年にわたる集大成とされる辞典、というより読み物か。漢字の成り立ちをイメージからたどるとコトバが立体的に見えてくる。また白川氏の世界観をも味わうことができる。
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新訂 字統
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