この10月から中国発、長編サイエンス・フィクション小説にはまっています。
Cixin Liu ( 劉慈欣 ) さんのトリロジー『 The Three-body Problem 』。
息抜としての小説
一昨年前あたりから、SF小説がひそかなブームになっているように思います。発火点は、いまをきらめく起業家たちの幼少期に。彼らは「SF小説を好んで読んでいた」と、それぞれが自身の口で語っています。
そして大人になり、多忙ないまでもSF小説を手に取っていると言います。それは息抜きになるからだ、ということのようです
「GAFA」な彼ら
SF小説を愛していたと語るのは、Facebook創設者のマーク・ザッカーバーグ、アマゾンのジェフ・ベゾス、そしてグーグルのセルゲイ・ブリンら。もちろんその他にも、SF愛好家はいるのでしょう。テスラ・モーターズのイーロン・マスクもSF愛好家として知られます。
そしてマーク・ザッカ―バーグが取り上げていたのが、表題の『 The Three-Body Problem 』(未翻訳)。
内容については触れません。宇宙に関わる物語でして、3部作の総ページ数は2000ページほど。ぐいぐいとひっぱられるのはやはり物語のなせる力。
三作目の中盤に、物語の重要性が
トリロジーの最終章『 Death’s End 』。中盤に、宇宙を舞台にする未来の舞台であっても、こどもが創作するような物語の行為についてフォーカスがあたります。
SF小説という物語の中で、さらに物語が展開しそう。
どのような展開をみせていくのか、どきどきです。
やはり、物語は大切なのだなと思います。
コメント