イントロダクションですが、密度が濃いです。オライリーさんのテクノロジーに対する眼差し全開といったところ。
ただいまこの導入の半ば。ここまで読んできて素敵だなと思った言葉はコレ。
テクノロジーって、なんだかんだ言っても、人間の可能性を押し広げてくれるものだよね(過去もそうだった)
以下は、オライリーさんのテクノロジーと歴史の交わり(とこれから)に対する考察をざっくりと。
いままでの人類の歴史をたどってみても、テクノロジーにその発展を助けられた時代もあった。いまをきらめくユニコーン企業が提供する革新的なサービスたちも、いずれは日常の一部になるだろう。
でも、忘れちゃいけない。ユニコーン企業の中には、金銭的な目的でなく、真に社会に貢献をしたいとう起業家もいるのだということを。そして、テクノロジーは職業人の専門性を失わせてきたこともあったかもしれない。でも、「仕事」というそのものを消滅させてきたことはないはずだ。
とオライリーさん。
テクノロジーが人間の可能性を押し広げてくれるならば、私たちはこのような問いかけを自らになすべきではないか。
・新しい技術が、いままで不可能だったことを可能にしてくれたモノはなにか。
・そして、それは私たちがこうありたいと願う社会に対し、どのような貢献をしてくれるか。
以上、オライリーさんのお気持ちを感じられてよいパート(イントロダクション半ば部分)でした。
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- 作者:Tim O’Reilly
- 出版社:Cornerstone Digital
- 発売日: 2017-10-19
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