作者のクセをつかむコツとは
私が洋書を手にするようになったのは約10年前。2004年前後だったと思います。それ以降、よくよくお世話になっているのは『ソフィー・ジ・アカデミー』(←リンク)という学び舎です。
モットーは洋書を読み、行動に移すこと。
本全体を自分に馴染ませる手順などは、ソフィーさんの ななめ読み という考え方が役に立ちます。
こちらの記事にていねいに書いてあります。よろしければ参考にしてみてください。
(写真付きで書いてくださっているので、わたしも記述を重ねる必要もなかったですねorz)
ソフィーで洋書を読み始めた方へ ナナメ読み(トップダウンリーディング)の手順
https://www.sophy-ac.com/topdownreading
さて、わたしなりの本の馴染ませ方です。
と申しましても、ルールはなし。気分次第。
その時の気分や、本を開く場所や時間によってかわります。
して、馴染ませ方とは…!! 本をパラパラめくること です。
ここで大切なのは読むことよりも、
著者の記述の仕方のクセを知ることにあると思います。
・結論を先にもってくる人なのか。
・結論を章末にまとめてくれる人なのか。
・図やイラストなし。文章のみで勝負をしてくる筆者なのか。
・箇条書きや、ナンバリングを多用してくれる筆者なのか。
以上をみてみると、情報の大きさが見えてくるようになります。
WTF のオライリーさんは下図のような感じなようです。
○自分の考えのパラグラフは、左横に縦線が入った太字部分が来る。
○小項目部分(固有名詞が多い!?)には、太字の斜体を使う。
もし、急いでオライリーさんの考えだけ知りたいときは、上の○部分だけを見ていくだけでもよさそうですね。
ペラペラめくって、気になった箇所を少し読んでみたり(といっても、その単語のまわりを眺めるだけ)、自分の興味を高めていくことが目的です。ですので、ペラペラめくるものかならずしも本のはじめからではなく、後ろから(結論があるかもしれないので)めくってみたり、中面をのぞいてみたり(情報の密度は濃いままか/作者のテンションは保たれているか)などします。
答えはないと思います。本が自分の手になじんできたな、なんだか愛着がわいてきたなと思ったらしめたもの。その勢いで本文へと移ってきます。
☆ 次は本文に移りながら、索引も活用していきましょう ☆
WTF?: What’s the Future and Why It’s Up to Us
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WTF?: What’s the Future and Why It’s Up to Us[Kindle版]
- 作者:Tim O’Reilly
- 出版社:Cornerstone Digital
- 発売日: 2017-10-19
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