この6つ。意外とあなたが本を活用するのに役立ちます。
1.発行年は中面表紙の裏に
日本語の本は、発行者の情報や発行年はだいたい巻末にあります。洋書の場合は、表紙を開いて、2ページ目くらいの中面表紙の裏側にあることが多いです。
見落としがちですが、いつ発行された本なのか。また改版があるのか、など貴重な情報になります。
2.いちばん大切にした人へ捧げるお礼の部分 - dedication
こちらも表紙を開いて、3ページ目くらいにある部分です。著者が発行するにあたり、いちばん大切にしている人へ捧げるお礼の文章。だいたい一行程度ですが、家族であったり、コト物であったりと著者らしさがでて興味深い部分。
著者のクセをつかむにはよいかもしれません。マニアックな部分ですが、眺めるとかなりオモシロイですよ。
3.まさに宝箱や~ – Notes(参考文献)
これまた一般的な邦書では述べられませんが、洋書はわりと記述した内容の元(情報源)をしっかりのべてくれることが多いです。
本文と参考文献は、ナンバーが振ってあり、リンクをしていることが多いです。丁寧にここを行き来すると、純度の高い情報源に突き当たることが多いです。まさにお宝。
この参考文献部分も、翻訳をされたときにはカットされることが多いのが残念です。翻訳をするとページ数がずれていくので、本文と参考文献のリンクが手間なのでしょうね。それと参考文献にも翻訳が出ているのか…とか調べるのも大変な手間なのでしょう。
4.索引(index)で知りたい情報にすぐアクセス
ほぼ洋書にはついている索引。知りたい情報にすぐアクセスできるので便利です。
たとえば、わたしはいま脳科学(brain)と認知科学(cognitive science)が気になっています。本書 WTF ではそれらに触れられているのか気になるところです。興味がある分野があれば、本文にも気分が乗ってきます。
で、調べてみると、残念ながら脳科学と認知科学に関する記述はないようです。
ただ、無い、とわかるとそれまた安心するのが人間の不思議なところ。気負うことなく読んで行けそうです。
また、索引に記されている斜体(イタリック)部分は、本のタイトルであることが多いように思います。斜体部分を眺めてみて、知っている本がないかとか、または本の傾向がわかったりするのも本文理解には役立ちます。
5.おまけ:わたしのクセ
最後のページは、白紙のページになっていることが多いです。ここに読書記録(どこまで読んだかの記録)をつけたり、メモを書いた入りします。
WTF に関していうと、2017/10/10にサラ読みしているのがわかります(笑)サラ読みというのは本文を眺めて、気になるページに付せんを貼ってみたという感覚。
6.付せんを貼り貼り
また裏表紙の内側には、フィルム上の付せんをたくさん貼り付けておきます。100円均一で購入できる薄い付せん。気になった時に付せんを貼ることができるので便利ですよ。
☆ 次は本全体を馴染ませていきましょう。 ☆
WTF?: What’s the Future and Why It’s Up to Us
WTF?: What’s the Future and Why It’s Up to Us[Kindle版]
- 作者:Tim O’Reilly
- 出版社:Cornerstone Digital
- 発売日: 2017-10-19
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