先の投稿では「英語の文法を感覚で捉える参考書」を挙げました。今回はその語源篇です。
英語を方向性とか距離感でより一層、捉えるようになるには 単語の “語源” をコツコツ身に着けていくことも役に立ちます。
たとえば、compassion の “com” には、共にとか、一緒にの感覚が含まれています。 passion(感情)を共にで compassion で共感を示す、などですね。
語源は、ラテン語やギリシャ語由来のものがあるようです。語源を覚えておくと何がよいかというとたとえ知らない単語にであっても、感覚でその言葉を捉えられるようになることです。
この知らない単語は、マイナス方向だな、とか、上向きの単語だなとか。距離感が分かるのです。
日本語で文章を読んでいて知らない言葉に出会った時、みなさんもなんとなく想像で言葉の埋め合わせをするでしょう。あれと同じ感覚ができるようになるのです、語源を覚えれば。
さらに言うと、語源を掴んでおくと、同じような語族であるフランス語、イタリア語、スペイン語でもなんとなくなじみが出来るようになります。
まさに一石二鳥以上。
受験生の頃、手に取った英単語帳は絶版になっていまして語源が記された参考書を挙げることが出来ないのですが、少し手に取ったことがあった『試験にでる英単語―耳から覚える (試験シリーズDX)』(でる単)などは語源の解説がなされていた記憶があります。
また、同じ著者でこんな本もあるようです。『英単語はこう覚える―アタマに残る1062語 (青春新書)』。←コレ少し興味があるので、わたしも追って手に取ってみようと思います。
語源を覚えると、イメージが広がる。それは確実ですので、興味があればぜひ意識をしてみてください。あせらず、コツコツ覚えていくのがミソです。
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