会合で来賓のご挨拶を聴く機会があるでしょう。その中でも話がお上手な方もいらっしゃり、それぞれ個性があります。
話の構成がお上手な方、はじめにガシッと心をつかむのが上手な方。話すスピードが速くてついていくのがはじめは大変だけど、慣れてくると尻上がりにお話がおもしろくなる方。本当にいろいろです。
中でも不思議だなぁと思うのは、話している内容は当たり前の話、具体的な内容をも話しているわけでもない。でも、引き込まれてしまう方がいらっしゃいます。
そのような方に出会った時、目をつぶって聴きますと、声に張りがある。それが魅力的なのだろうなと感じます。そして、間のとり方が絶妙。きっと自分の声をチェックされている(される機会がある)のだろうなとも思います。
わたしもいく度か自分の話す声をチェックすることがあります。自分の声を聴くのはとても「嫌」な経験ですが、一度お試しになってみるとよいかもしれません。好き嫌い、上手い下手でなく、自分の声にあった話し方を見つめ直すヒントになるはずです。
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