物語の順序。未来へ向かうのは必ずしも正解ではない?

スターウォーズの最新作(エピソード8)が公開されています。内容には触れませんが、映画評を読みおもしろい考えがありました。その前にスターウォーズシリーズの整理を。

少々入り組んでいるのですが、大きく3つの柱にわかれています。

A)一番はじめのシリーズは1977~1983年に発表されたオリジナル三部作。

B)次いで公開されたシリーズは1999~2005年にかけての三部作。

C)そして近年公開されているのは2015,2017年のふたつの作品(三つめを2019年公開予定)

A,B,Cの柱となります。しかし、時系列は下記の流れ。

B)> A) > C)

A)を起点とすると、B)が過去、C)は未来になります。物語の流れからすると、過去・現在・未来となってもれがないように感じます。

しかし、映画評にはこんな意見がありました。

曰く、自分の起点はオリジナルA)。よってA)が終着点である。キャラクターたちの将来は自分が想像して楽しみたい、と。したがって、C)未来の作品についてはあまり嬉しいものではなく、B)よりもっと過去を描いてもらいたかったとも。

A)でゴールが確定しているので、到達点がわかるから安心して過去の作品をも味わうことができる、ということ。ビジネスライクにすると過去・現在・未来と埋めることが理に適っているように考えてしまいますが、必ずしもそうではない。時間の捉え方の妙があります。

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 kenya harada
 マーク・ローグ | Marc Logue 代表

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